22．ﾂﾘﾎﾞﾘ（下）

中田翔くん！！
うぇるかむ北海道！！


さて。
前回の続きです。

大暴れする虎と馬をなだめつつ、
自然いっぱいの釣堀場へ到着です。

棒の先に糸が、糸の先に針がついてるだけの、
なんとも簡単な竿を手に取ると、

誰でも簡単に釣れますよ～

と言われているようなﾌﾟﾚｯｼｬｰを感じます。

餌を手渡されるだけで、
何の説明もないっていうのがやっぱり、

どうやっても簡単に釣れますよ～

と言われているようなﾌﾟﾚｯｼｬｰを感じます。

さて。ﾌﾟﾚｯｼｬｰに負けている場合ではありません。
ｺｼﾞに餌をつけてもらい、投げ入れました。

ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

こっ…これは…！！
食いついてるー
魚が私の餌に食いついてるー

投げ入れて早々に、魚が餌を食べたんですよ。

上手に。
そりゃもう、上手に。

横から。

リンゴを丸かじりする感じですよ。
右からﾊﾟｸｯ　左からﾊﾟｸｯ
最終的に芯だけ残る…そう、針だけが戻ってくる。

餌とられたー

と、ｺｼﾞに餌をつけてもらう事数回…
ついに！！その時がやってきました！！

釣れたんです。

いや、ｺｼﾞが釣ったんですよ。
私が何度も餌を取られて、その度に餌を付けてくれて、
実際あんまり釣ってる時間がなかったﾊｽﾞなのに。

顔を覗かせる、虎と馬。
それでも、めげずに挑み、数分後…

釣れたんです。

いや、またね、ｺｼﾞが2匹目を釣ったんですよ。
つか、ｺｼﾞはあんまり餌だけ取られたりしないんです。

私だけ…やっぱり私だけ…
虎と馬が、完全に出て参りました。

魚にもﾅﾒられてるよー

と、弱気になりつつも、励まされ、
何度も何度も餌を付け直してもらい、
竿の上げ方をｱﾄﾞﾊﾞｲｽされながら、
それでも何度も何度も餌を取られつつ、

釣れたんです。

いや、私が。この私が。
嬉しいっていうか、ﾋﾞｯｸﾘしてしまいまして、
必死になってしまった様子は、
後々、ｺｼﾞに真似されたほどでした。

結局、最終的には2匹ずつ4匹釣り、
お刺身とﾌﾗｲに調理してもらい、家に持ち帰りまして、
家族みんなの夕食になりました。

そして私は、20年越しの虎と馬に別れを告げたのです。

釣堀、超楽しい！！

また行きたいけど、ｺｼﾞと一緒じゃないとﾀﾞﾒです。
人一倍、時間かかるんでね…私。

早々に2匹釣り上げてから、
私が同じ2匹釣るまでのかなり長い時間を、
嫌な顔せずに付き合ってくれたｺｼﾞさん、ありがとう＾－＾

21．ﾂﾘﾎﾞﾘ（上）

こんばんは。ｱｷです。

ｺｼﾞが北海道民になり、2ヶ月が過ぎました。
漠然と「どうよ？」と聞いてみたところ、

「寒くなってきたー」

と、即座に返ってくるほど、涼しくなりました。
ま、そんな返事を求めてたﾜｹじゃないですけど。

昼間は風が涼しくて過ごしやすいのですが、
朝夜は涼しいを通り越して、結構肌寒いです。

ここ苫小牧は、毎年10月16日前後に初霜が降ります。
あと2週間で…霜ですよ？霜。ｼﾓ。しも。

全国の天気予報を見ていて、
最高気温がまだ、30℃以上であるのを見たり、
色々な人（本州勢）のﾌﾞﾛｸﾞを読んだりしては、
北海道の夏の短さを実感する今日この頃です。

そんな中、こないだの日曜日、
ｺｼﾞと一緒に釣堀に行ってきました。

「釣堀」とは言えども、
ｺｼﾞとｱｷでは、元々の認識が違いました。
これも土地柄…なんでしょうかね。

そう言われてみれば、ﾄﾞﾗﾏなんかで見た覚えがありました。
小さい椅子に座って、ゆっくり釣りを楽しむ釣堀の様子。

それがｺｼﾞにとっての釣堀。
「釣る事」を楽しむものです。

一方、私ｱｷにとっての釣堀といえば、
自然の中で養殖している虹鱒（ﾆｼﾞﾏｽ）を釣り、
その場で調理してもらい、食べるか持ち帰る。

時間制限があるﾜｹでもなく、釣り料金は無料。
お金を払うのは、魚の重さで計算された金額です。

「食べる事」が目的で、釣りを楽しむんです。

今回は、もちろん後者の方です。
夕飯のおかずを得るべく、釣りに挑みました。

向かう途中の車内には、
楽しみだけど、どこか不安顔の女子が1名…

まぁ…女子は私しかいませんがね。

ﾀｲｶﾞｰ・ﾎｰｽが暴れてるぜ！！
（ﾄﾗ）　　　　（ｳﾏ）

というのも私、釣堀はかれこれ4回目であります。

子供の頃、家族みんなで出かけて行き、
隣でﾊﾞﾝﾊﾞﾝ釣り上げる兄の横で私は…釣れない。

水泳のｷｬﾝﾌﾟで、近くに泊まって釣りに行き、
1人1匹ずつ釣ったら帰るように言われ、
どんどんみんな帰って行き…私は最後に残り…諦めた。

社会人になり、祖父母を連れて出かけて行き、
隣でﾊﾞﾝﾊﾞﾝ釣り上げる祖母の横で…釣れない。

3回行って、1匹も釣った事ない。

周りの人達は簡単に釣るのに。

私だけ釣れない。

私だけ…。

ﾀｲｶﾞｰ＆ﾎｰｽ　大暴れ。

さて、今日はｺｼﾞさんのお帰りが早いので、
続きは次回に持ち越そうと思います。

20．4649

わかったよわかったよ。
私もこの大きさで書きますよ。

こんにちは。
4649されたｱｷです。

誰に4649されたかというと、ｺｼﾞのﾏﾏ。

まずはお手紙を頂きまして、
その後、ﾒｰﾙで4649されました。

ｺｼﾞは恥ずかしいと言いましたが、
なんとも可愛いｺｼﾞのﾏﾏさんなのです

この数日の内に、手紙とﾒｰﾙで、
ｺｼﾞﾏﾏから嬉しい言葉を頂きました。

なんつーの？なんつーの？？

ｱｽﾌｧﾙﾄに落ちるかと思って死を覚悟したら、
落ちてみると巨大こんにゃくだったような、
そんな感じです。

死ぬー！！と思ったらﾎﾞﾖﾖｰｰﾝて。

まぁ、ﾍﾞﾀな言い方をするならば、
暗闇に光が差しました。

真面目に生きてると、
良い事もあるﾓﾝなのかもしれません。

ｺｼﾞﾏﾏのご希望通り、
友達感覚で付き合うってのは、
なかなかどうして難しい感じがするのですが、
上手く付き合っていけるのではないかと思います。

だって、ｺｼﾞのﾏﾏだもの。

17．車

付き合い始める結構前、

ｺｼﾞが「洗車した」と自分の車の写真を送ってきました。

で、しばらく経ち、付き合い始める直前、

どんな車に乗ってるか知ってる？って聞かれて、

知ったかぶった私はこう答えました。

黒い…軽（自動車）でしょ？

彼は珍しく声を荒げました。

軽じゃねーよ！！

いや、なんとなーく記憶にはあったんですけど、

車種なんぞ知ったこっちゃないですよ。えぇ。

かくいうｺｼﾞは私の車を知っておりましたが…。

ｺｼﾞって恋する乙男だったのね。ふ。

でまぁ、ｺｼﾞは軽じゃない愛車に乗って移住してきたﾜｹです。

ｺｼﾞって私の事をわかってますよ。

基本的に面倒くさがりですが、

人のやってる事は自分もやりたくなる性格です。

ｺｼﾞが何かの組立てや修理なんかしてると、

やらして！貸して！と言う時もあれば、言わずに奪う事もあります。

そして、私はついに奪いました。

ﾊﾝﾄﾞﾙを。

どうしてｺｼﾞが私の事をわかっているかというと、

私が運転しても大丈夫なようにと、 保険内容を変更してらっしゃった。

というﾜｹで、ｺｼﾞの軽じゃない愛車（しつこい）を、

私はたまに、ｺｼﾞを助手席に乗っけて運転しているのです。

自分の車の助手席に乗る感想は「不思議」なんだそうです。

「怖い」じゃなくて良かった良かった＾－＾

14．贅沢

こんばんは。

ｴｽﾌﾟﾚｯｿｽﾜｰｸﾙにﾊﾞﾆﾗｱｲｽを混ぜ込んで下さい。

が大好きなｱｷです。

ｺｼﾞと一緒によく飲みます。

まぁ、ｼｪｲｸのような感覚なんですけど、

なんていうか…深い。

ｺｰﾋｰの味がちゃんとするのに、

ｺｰﾋｰが苦手な私にも飲める一品です。

「1000円払ってでも飲みたいのはｺﾚだけだね」

とｺｼﾞさんも申しておりました。

本当にそんな感じです。

ｼｪｲｸなんぞ100円で飲めるのはわかってるんですけどね。

ｺｼﾞｱｷの、ちょっとした贅沢です。

贅沢といえば、

先週、誕生日祝いに食べさせてもらったお肉ですよ。

焼肉屋とかじゃなく、和牛ﾚｽﾄﾗﾝなんですけど、

ﾛｸﾞﾊｳｽで、窓から川が流れるのが見えて、

炭火で、ｽﾃｰｷも自分で焼いて食べるお店です。

ｶﾞﾝｶﾞﾝ焼いて食う焼肉も美味しいですが、

ゆっくり焼いて、味わって食べるお肉は、まさに贅沢。

というﾜｹで、

2人揃って5ｋｇほど減量に成功したら、

また食べに行きたいと思います。

ｺｼﾞは医者に食生活に気をつけるよう言われ、

私はﾊﾞｲﾄ君に背中の肉をつかまれまして…。

そんな減量すべき2人の本日の夕食は、

焼きうどん。

…減量する気なさすぎだろ。

だって、ｺｼﾞが食べたいって…。

や…やさ…野菜いっぱい入れるさ！！