31．ﾒﾛﾝ

こんばんは。講習から帰って参りました。ｱｷです。
今日はｺｼﾞもお仕事ですが、明日は2人とも休みです


さて。
ある日、私は携帯をﾏﾅｰﾓｰﾄﾞにして寝たままの、
夜勤前のｺｼﾞを起こすべく、ｺｼﾞの部屋に行きました。

ふと目に入った、ﾃｰﾌﾞﾙの上。

ﾌｧﾝﾀ　ﾒﾛﾝｿｰﾀﾞ　500mlﾎﾞﾄﾙ缶

の、空き缶が2本。
寝起きのｺｼﾞにｱｷの攻撃。

うわー…1人でﾒﾛﾝｿｰﾀﾞ飲んでるし！！
ｽﾞﾙｲなぁ。1人で飲んで。ｽﾞﾙｲなぁ！！

ﾒﾛﾝｿｰﾀﾞは2人の好物であります。
ﾄﾞﾘﾝｸﾊﾞｰがあれば、必ず2人とも飲みます。

そんな2人が、市販のﾒﾛﾝｿｰﾀﾞの中で、
1番好きなのが、このﾌｧﾝﾀのﾎﾞﾄﾙ缶です。

ｸﾘｰﾑではない事、ﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙではなくて缶である事、
やっぱり群を抜いて1番なのです。

まぁ、本気でﾌﾞｰたれたﾜｹじゃないんですよ。
別に飲みたきゃ、買ってきて飲めば良いんですし。

あくまでも冗談だったんですよ。
喧嘩になったﾜｹでも、険悪になったﾜｹでもないです。
その後、夕飯を食べ、夜勤のｺｼﾞを送り出しました。

で、1人になってふと思いました。

「ｽﾞﾙｲ」とか言って、悪かったかな。
嫌な気持ちにさせちゃったかもしれないな。

というﾜｹで、反省しつつ出した答えは、
和やかに一緒にﾒﾛﾝｿｰﾀﾞを飲もうじゃないか。

そそくさとｺﾝﾋﾞﾆへ向かい、
ﾒﾛﾝｿｰﾀﾞを4本お買い上げ。

そして、ｺｼﾞとﾒﾛﾝｿｰﾀﾞを飲む事を楽しみにしながら、
私は夢の中へ…

翌朝目覚めると、ｺｼﾞが夜勤から帰宅してました。
そして、早速一緒に飲もうと冷蔵庫を開けると…

4本あったﾊｽﾞのﾒﾛﾝｿｰﾀﾞが…

2本しかなくなってる！！

とかじゃなくて、6本に増えてる。

そう。
私が羨ましがっちゃったﾓﾝだから、
ｺｼﾞが2本買って帰ってきたのでした。

そして冷蔵庫に入れようと扉を開けた瞬間、
自分が買ってきた本数の倍も入ってたﾓﾝだから、

やられた！！

と思ったそうです。
へへっ。なんか勝った感じ？本数の問題？

いや、でもね、
同じ事考えて、同じ事しちゃって、
なんか嬉しくて笑えた出来事でしたとさ。おしまい。