237．壊れ物注意

こんにちは。
多くの人が給料日であろう本日、
皆様いかがお過ごしですか？

壊れ物、それは正しく私の事です。

それは後々書くとして、
昨日はナナの狂犬病予防注射の日でした。

昨日はｺｼﾞが先に帰宅していたので、
私が帰って着替えて、すぐ出発です。

うちから一番近い動物病院、
１９時までやってるんです。

働いている身としてはとても助かります。
娘のように思っていても、所詮ペットです。
病院に連れていくからって仕事を休めません。

仕事が終わってから連れて行けるのは、
本当に有難いものです。

でまぁ、病院に着くなり、
受付のお姉さんに愛想を振りまく娘でしたが、
残念ながら、スルー…。

愛想笑いの一つもありませんでした…。
なんだか寂しいもんです。

淡々と受付をしていると、
奥から優しい挨拶が聞こえてきました。

獣医さんです。
こちらは良い感じの人で安心しました。

で、私が書類に記入している間に、
「わんちゃんこちらへどうぞー」
と、ｺｼﾞが声をかけられ、行ってしまいました。

焦る私。
予防注射ですし、別に付き添う必要はなくても、
置き去りになった私は焦りました。

奥から声が聞こえます。
ｺｼﾞがワクチン注射について質問しています。

（良いぞ。良いぞ、ｺｼﾞ。もっと引き延ばせー。）

と、急いで書類を書きあげ、
さぁ私も診察室へ…と思ったその時、
ｺｼﾞさんとナナが出てきました。

「あ。もう終わったよ＾－＾」

ﾏﾆｱﾜﾅｶｯﾀ…ｏｒｚ


前回の注射の時は、
刺された時も、その後しばらくも、
クンクンないていたナナさん、
今回も心配だったのですが、
なく事もなく、ケロッとしています。

ナナが大人になったのか、
獣医さんが上手だったのか、
ｺｼﾞに頭抑えられてるのに気が散ったのか、
原因はわかりませんが、とにかく、良かったです。

私その雄姿を見れなかったけど。
仲間はずれな気分だけど。

ちぇ。


そんなこんなで、あっという間に病院は終わり、
給料日前日になぜかお寿司を食べてきました。

まぁ、
お会計は母がしてくれたんだけど。
一番美味しかったのは苺パフェだったけど。

あ。私あんまりお寿司好きじゃないんです。
せっかくの道産子が。

カレーの嫌いなインド人？
いや、そこまでじゃないな。

バナナの嫌いなフィリピン人？
ま、そんなもんです。多分。

いや、嫌いじゃないんですよ。
好きではないだけで。えぇ。


そんなお魚さんに失礼な私、
今朝、なぜか魚になりました。

いや、口をパクパクしてたんですよ。
無言で。無表情で。ｺｼﾞの視界に入るように。

何とも鬱陶しい、構ってアピールです。
（常日頃、色んな方法でアピールします）

優しいｺｼﾞさん、早朝３時台から、
ちゃんと構ってくれました。

ｺｼﾞ「何それ？」

私「魚。」

ｺｼﾞ「何でよ？」

私「…さばいてよ。」

ｺｼﾞ「あ？」

私「…おろしてよ。」

ｺｼﾞ「はい？」

私「３枚におろしてよぉぉ！」

ｺｼﾞ「はい、おろしたー。」

私「…４枚におろしてよぉ！」

ｺｼﾞ「おろしたおろした。」

私「さばいてー！私をさばいてよぉぉ！！」

ｺｼﾞ「何なのよ？（苦笑）」

私「魚。」

ｺｼﾞ「何で？」

私「期待に応えようと思って。」

ｺｼﾞ「いやいやいやいや…。」


ふ。
今さら自分で文字にしてみると、
私って、頭おかしいですね。

いや、本気じゃないんですよ？
あくまでも冗談ですよ？


でまぁ、こんな私、
「期待に応える」という所がポイントなのですが、
前夜、ひっさびさに号泣しまして。

詳しくは書きません。

２６年も生きてりゃ、色々あるんですよ。

私が２０年近く抱えていた悩みが、
もうすぐ消えるかもしれません。

そんなに長く抱えた物を終わらせるには、
ものすごいエネルギーが必要でした。
キレイ事なんか、通用しません。
後悔しない方法なんて、どこにもない気がします。

きっと、罪悪感や後悔が残る。
私は正直、しんどい。

１人でいると、狂ってしまいそうで、
そんな自分に恐怖すら感じました。


私が泣くといつも、
「泣かないのー」と慰めるｺｼﾞさん、
昨日は一言も「泣くな」と言いませんでした。

泣けって事だ。多分。

でも不思議と、自分が思ってたほど、
涙は出ませんでした。

私は、ちゃんとわかってるんです。
受け入れられます。もう大人だから。
私にはｺｼﾞがいるから。大丈夫。

もう、この事に関して、泣きません。

多分ね。

わっかんないけど。


ま、そんな感じだったんです。
事情も書かずに、わけわかりませんね。


で、そん時にｺｼﾞに言ったんです。

「ｺｼﾞは私がいなくても大丈夫。
　もっと良い人見つけられるから。」

これ、気をひきたいとかじゃなく、
心の底からでた本心だったんですよ。

そん時に、しばらく考えてｺｼﾞが言ったんです。

「んー…でもこんな（変な）人なかなかいないし、
　すぐ物足りなくなるんだろうなぁ…。」

なんすか。
褒めてるんすか。
どうなんすか。

まぁいいや。

「そんな事無いよ！俺には一生ｱｷだけだよ！」
とか言わないでくれて良かったです。

そんな言葉だと嬉しくないんで。

「なんじゃそれ」って言いたくなるような、
そんな素敵な言葉をくれました。
もう、笑うしかない、みたいな。

これが、私の大好きなｺｼﾞさん。


というわけでまぁ、
変な人道を突っ走って、魚に。
朝３時半から魚に。

我ながら良い出来の魚でした。
イメージはフグです。

ふ。


というわけで、壊れ物とは、
昨夜ボロボロに泣いた私でもあり、
今朝魚になった私でもあります。

どうぞ、取扱いにはご注意下さい。


ま、既に壊れてはいるけど、
頑丈すぎるだけ頑丈なんですがね。
石頭だし。



さぁて！
週末は何して過ごしましょうね。
あぁ、明日の早朝もバイトだった…。

こんなに稼いでどうするんでしょ、私。
ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ。